batdance blog

それそれ、と思うものは、これ。

カラミータ デュエ 改造中

アヘッドステムでカーボンフォークのカラミータ デュエ、

産みの親は、この子を“アーバン・カフェレーサー”と呼んでます。(改造前)

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そのコンセプトを外さないように、探り探りカスタマイズ。(改造中)

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10sは欲しいと選んだ105は、かなり迷ったあげくあえてのブラック。

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日東のNJ-89EX で水平を出して、DixnaのJ-Reachで操作性アップ。

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ペダルのMKS SYLVANはこんな感じ。

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このCONCORを、KASHIMAXに変えるとCool-Japanで全体がまとまるな、とか。

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カーボンフォークをフレームと同色のマットブラックに塗たろかな、とか。

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ホイールを軽量化すると、どんだけ効くんだろ? その前にクランクか?とか。

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ただ、今時点でも“超COOL!”

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とか言いながら、自転車いじりは、いい大人でも楽しめます。

絶対領域広告とは

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絶対領域広告は、

ソーシャルメディアに

参加していれば(参加している人を)、

広告媒体になれる(広告媒体にしてしまう)

新しい広告サービスです。

①ソーシャルメディアを利用していて、

 20人以上の“つながり”のあるひと

②18才以上の女性

以上を満たせば、

誰でも参加することができます。

広告に参加した人は、

絶対領域(スカートとニーソックスの間に存在する神秘的空間!?)に

広告シールを張り、

8時間以上日常生活を送り、

ソーシャルメディア上で宣伝してもらうことで

広告費をもらうことができます(そういう広告媒体だそうです)。

(いい、よすぎる。)

「宝は田から」、宝酒造の企業理念。

2012年

宝酒造の日本酒国内出荷量は月桂冠を初めて上回り、

トップの白鶴酒造に次いで2位に浮上した。

手軽で環境に配慮したエコパウチ商品などが受け、

売り上げが好調だったからだ。

創業1842(天保13)年。

売上高/1538億5600万円(2012年)。

宝ホールディングスの子会社で

酒類・調味料の製造と販売を担い、

焼酎「純」や清酒「松竹梅」でよく知られる。

これまでに「松竹梅」のボトルデザインなどで

グッドデザイン賞を3回、受賞している。

この宝酒造は「宝は田から」という

企業理念を表すストーリーをもっている。

「自然の恵みこそ宝である」「自然と調和し、尊ぶ」という

同社企業理念を表すキーワードを

商品開発やコミュニケーションに踏襲させている。



例えば…

●自然を模したパッケージデザイン

「宝は田から」の理念に基づいて、松竹梅「山田錦」は、

たなびく稲穂のイメージを

ボトル全体にかかるラインとしてデザイン。



●エコロジーを意識したデザイン

松竹梅「天」は900mlサイズの

パウチパッケージを採用している。

同量の紙パックに比べて、

ごみの量を約5割減らせるのが特徴。

これも「自然と調和する」という

「宝は田から」の理念に基づいて、

商品コンセプトが立てられデザインされたもの。



などなど



この「宝は田から」のストーリーを語り始めた経緯について、

宝酒造酒類事業商品部デザイングループ長の樋野健一さんが

日経デザインのインタビューの答えられていた。



「宝は田から」のストーリーは、

宝焼酎「純」が30周年を迎えたときに作った

冊子でフォーカスされていたり、

過去の企業広告などでも取り上げられたり、

大々的に語られてこどこなかったけれども、

「宝は田から」に対する思いが

企業としてずっとあったことに気付きました。

そこで、デザインを統括する際には、

この視点から外れないことを基本とし、

「宝焼酎」の100周年の節目である昨年からは、

ホームページのトップ画面でも打ち出して、

顧客に対して積極的に伝えていくことにしました。。



樋野さんは、このインタビューの中で

「ストーリーがあれば、不毛な議論が避けられる」

とも語られていて、これが象徴的だった。



あるある、

フレキシブルなのはいいけど

目的までブレてしまったら

これそもそも何だっけ?と

みんなで一緒にラビリンス

なんててこと



周年とかって

もう一度コミュニケーションの目的を再整理する

そういうタイミングなのかもしれません

ブランドストーリー

ストーリーから、
売れるブランディングデザインは生まれる。

大塚製薬ソイジョイ、ポッカじっくりコトコト煮込んだスープ、
森永乳業森永のおいしい牛乳…などなどを手がける
バニスター細谷正人さんの日経デザイン連載が
目にとまりました。

細谷さんによると、ブランディングは…

顧客とブランドの未来に向けてお互いの共通認識を
持つことができれば成功する。
でも、多くは一方的なブランドビジョンの提案で、
イメージしにくい文脈で定義されている。
そこで、過去、現在、未来を顧客の目線で整理した
ブランドストーリーが要る。
そこでは、「行動」「性格」「思考」「解決」という
5つのプロットを使う。
人が「行動」「性格」「思考」に傾向を持っていて、
人生の途上で「紛糾(障害や問題、課題)」と
「解決」の経験を繰り返して成長していくのと同じように、
ブランドもこれを繰り返して成長するものですからね、と。

だいたいこういう文脈。

ブランドって、人間よりも立派な人なんだな。。。




もっと具体的に
あの「カルピス」を例にとって
実際に整理をしてくれてみてます。


1.「顧客が描く商品の原風景」は、こんな質問で引き出せる。

Q1 カルピスのあるその空間は、どんな様子ですか?
  時代はいつごろですか?
A1 幼初期のころ。真夏の暑い日の午後。家庭の縁側で。
Q2 何が、そこにはありましたか?人ですか?動物ですか?
A2 お母さんと兄弟たち。庭にはビニール製のプール・
Q3 どんなモノが周りにおいてありますか?
A3 おおきなヒマワリが咲いていました。水玉の包装紙がありました。
Q4 その空間にいると、どんなことがおきそうですか?
A4 兄弟たち、ホースで水をかけられそう。
  友達が家まで来て「遊ぼう!」と声をかけてきそう
Q5 その人や動物の感情はどうですか?怒っていますか?笑っていますか?
A5 お母さんは微笑んでいる。幸せそう。兄弟たちも楽しそう。
Q6 どのような香りやにおいがしますか?
A6 庭の芝のにおい
Q7 そしてあなたは、どんな気分になりましたか?
A7 昔の楽しかったころを思い出して、懐かしい気分


2.ブランドの原風景がストーリーの出発点

・幼少だったころ、みんなで楽しく飲んだ思い出。
・大好きなお母さんが作ってくれる飲み物。水玉の包装紙。
・喉が渇いていた時に、甘酸っぱくて、ごくごく飲めておいしい。


3.新しいストーリーを創る

1)過去

紛糾1)ターゲットやシーンが限定されすぎている?
紛糾2)カルピスは、なぜ健康に良くて、おいしいのかわからない?
紛糾3)昔、よく飲んでいた幼少期の飲み物。身近さが希薄?

2)現在

行動)
ブランドのる機能価値を
「主人公(カルピス)の行動(原動力)」
として置き変える。

「おいしさ」「健康」「安心」
「(うすめて何倍にもできる)経済性」

思考)
ブランドが持つビジョンや理念を
「主人公の思考(原点)」へと置き換える。

「カルピス」は誕生から90年余り
乳酸菌と生乳から生まれた健やかな
乳酸菌飲料

性格)
ブランドンの持つ製品以外の要素。
何らかの感情を引き起こすような要素を
「主人公の性格(イメージ)」へと置き換える。

母としての幸せな喜びと子供の楽しい気持ち。
小さいころに大好きな人とカルピスを一緒に飲むうれしさ。

3)未来

解決1)健康的な商品価値や由来の理解を促進する?
解決2)“母と子”“夏休み”のイメージ脱却?
解決3)利用シーンの積極提案、手軽さ?


4.カルピスの新しいストーリーとは?

“人と人とのつながり”を大切にし、
大好きな人(恋人)と一緒に飲むシーンや、
レンジで温めて簡単にホットカルピスを作るシーン
などを考える。
“母と子”“夏”だけの場面ではなく
本来の強みである健康的なイメージや
飲用シーンを広げて伝えていく。



うむ。

「おしい!広島」 秀逸な自虐ネタは2年目へつづく

昨年3月

このセンセーショナルなプロモーションが

スタートしました。

さまざまなメディアでPR露出を成功させていました。

話題の中心となり、拡げっていったのは

WEB動画でした。

ムービーを担当された江口カン氏の

こんなコメントがありました。

(このキャンペーンは)

自虐のようで自虐ではないのところがポイント。

例えば、

広島レモンは日本一のレモン生産量だが、

その事実が知られていないことが、

“おしい”

本質的な価値を下げることなく

知名度が低いことを逆手にとって

魅力を伝えているんです。

たしかに

その後、様々な企業と実利ある数々の

コラボレーション展開が継続的に実現さたのは

きっと、こういうロジックがあったから

なのですねー。

一方で、

秀逸な自虐は高度なユーモアでもあります。

NONSTYLEが突然おもしろくなったのは

石田さんが自虐ネタをやるようになってからだ

という話を聞いたことがあります。

(ただ、最近NONSTYLEさん出ませんねw)


一般人から見ると「おしい!広島」も

秀逸な自虐ネタにしか見えないところも

成功のポイントだったのではないですかねえ。

この後どう来年に繋ぐのかオレは楽しみです。




(宣伝会議2013 1/15 no.853より)

1.「おしい!広島県」PRl効果約3億円
 ※2012年3月27日の解禁から4日間

2.「おしい!広島県THE MOVIE」
 再生回数約69万2700回
 ※公開初日に40万回

3.2012年 企業コラボレーション例

 2月
 ○広島県とカゴメ「瀬戸内レモン協定」締結
 〜カゴメの野菜ジュース「野菜生活100」の
  「瀬戸内レモンミックス」など発表

 6月
 ○広島の「三原タコ」が兵庫の「明石タコ」と連携
 〜三原市の五藤康之市長が明石市の泉芳穂市長を訪問

 7月
 ○首都圏の「和民」22店舗にて「おしい!三原タコ」と連携

 9月
 ○全国のローソンで「広島県能美・江田産かきフライ」発売

 10月
 ○広島県山県郡安芸太田町の観光協会と
  NTTドコモ中国支社が共同キャンペーン
 〜国の特別名勝である「三段峡」で
  携帯電話が通話可能になったことをPR

 11月
 ○広島と宮城、カキの消費拡大に向け連携
 〜クックパッドで
  「わが家のおいしい牡蠣レシピコンテスト」
 〜首都圏量販店での販売促進

 ○全国の「和民」系列370店舗にて
  「おしい!広島カキ」と連携
 〜「広島県産手仕込カキフライ」
 〜「広島県産 殻付 焼牡蠣」
 〜「広島県産 カキ味噌鍋」

エイプリルフールの嘘つき広告


真面目な企業は敬遠しがちでもあるけれど、

例えばWEBコンテンツ限定ならリスクは小さく期待は大。

4月1日まであと70日、

ぼちぼちと準備をはじめてちょうどいいタイミング♪

楽しいギャグさえ思いつけば、

低予算でユーザーの接触度、注目度、好感度が

アップする年に一度のチャンスです。

サプライズな切り口で

見ているそばからそれだと分かって

でも実際のプロモーションと何処かで繋がっている。

というのがこのところセオリーのように思えます。


ちなみに2012年にナイスだった事例はこんなところ

KDDI、妥協なき筋力強化機構を搭載した
”大リーグボール養成スマートフォン”を発表。
(自社サイトは1日で30万PVを獲得)

http://japan.internet.com/allnet/20120401/3.html

◇語学ソフトを販売しているロゼッタストーンが、
手に取るだけで外国語をシャベれるようになる『シャベル』を開発。
(自社サイト流入は通常の4倍)

http://www.rosettastone.co.jp/lp/shovel2012/images/block03_01.jpg

Google 、日本語入力モールス版キーボードを提案。

 http://googlejapan.blogspot.jp/2012/04/google.html?utm_source=feedburner&utm_medium=feed&utm_campaign=Feed:+GoogleJapanBlog+(Google+Japan+Blog)&utm_content=Google+Feedfetcher&m=1

AQUA SOCIAL FES!!グッドデザイン賞を受賞、というニュースから


トヨタのアクアというクルマのキャンペーンを知りました。

トヨタマーケティングジャパンのマーケティングディレクターさんの

インタビュー記事を読んでみると、どうやらこのクルマの広告は、

メディアとソーシャルをなんとも言えないバランス感で

ミックスして展開しておられるようです。

http://business.nikkeibp.co.jp/article/interview/20121015/238082/

そして、このキャンペーンは、

宣伝とCSRの要素がなんとも言えないバランス感でミックスされている

そんなバランスの妙を感じました。

このソーシャルな活動をTVCMなどのメディアで

もう少し露出させてあげる方が効果的では?

なんて、なんだかもったいなく思ってしまうのは、

たぶん凡人のバランス感覚なんだと思います(笑)


「AQUA SOCIAL FES!!(アクアソーシャルフェス)」とは?
 北海道から沖縄県まで、全国50ヶ所の「水」にちなんだ場所で、環境保護・保全活動のアクションプログラムを展開する。地方紙・ブロック紙や地域NPOが各地のアクションプログラムの開発・運営を行う一方で、「アクアソーシャルフェス」全体の企画・告知・実施をトヨタ自動車が行っている。
 アクションプログラムは地域によって多様で、東京都では「みんなでよくする東京湾2012」と題して、アマモ場の育成を手伝ったり、鳥の島の清掃活動を行ったり、神奈川県では「みんなの鶴見川流域再生プロジェクト」と題して、保水の森再生とホタルの水辺再生作業体験を行ったりしている。