batdance blog

それそれ、と思うものは、これ。

「おしい!広島」 秀逸な自虐ネタは2年目へつづく

昨年3月

このセンセーショナルなプロモーションが

スタートしました。

さまざまなメディアでPR露出を成功させていました。

話題の中心となり、拡げっていったのは

WEB動画でした。

ムービーを担当された江口カン氏の

こんなコメントがありました。

(このキャンペーンは)

自虐のようで自虐ではないのところがポイント。

例えば、

広島レモンは日本一のレモン生産量だが、

その事実が知られていないことが、

“おしい”

本質的な価値を下げることなく

知名度が低いことを逆手にとって

魅力を伝えているんです。

たしかに

その後、様々な企業と実利ある数々の

コラボレーション展開が継続的に実現さたのは

きっと、こういうロジックがあったから

なのですねー。

一方で、

秀逸な自虐は高度なユーモアでもあります。

NONSTYLEが突然おもしろくなったのは

石田さんが自虐ネタをやるようになってからだ

という話を聞いたことがあります。

(ただ、最近NONSTYLEさん出ませんねw)


一般人から見ると「おしい!広島」も

秀逸な自虐ネタにしか見えないところも

成功のポイントだったのではないですかねえ。

この後どう来年に繋ぐのかオレは楽しみです。




(宣伝会議2013 1/15 no.853より)

1.「おしい!広島県」PRl効果約3億円
 ※2012年3月27日の解禁から4日間

2.「おしい!広島県THE MOVIE」
 再生回数約69万2700回
 ※公開初日に40万回

3.2012年 企業コラボレーション例

 2月
 ○広島県とカゴメ「瀬戸内レモン協定」締結
 〜カゴメの野菜ジュース「野菜生活100」の
  「瀬戸内レモンミックス」など発表

 6月
 ○広島の「三原タコ」が兵庫の「明石タコ」と連携
 〜三原市の五藤康之市長が明石市の泉芳穂市長を訪問

 7月
 ○首都圏の「和民」22店舗にて「おしい!三原タコ」と連携

 9月
 ○全国のローソンで「広島県能美・江田産かきフライ」発売

 10月
 ○広島県山県郡安芸太田町の観光協会と
  NTTドコモ中国支社が共同キャンペーン
 〜国の特別名勝である「三段峡」で
  携帯電話が通話可能になったことをPR

 11月
 ○広島と宮城、カキの消費拡大に向け連携
 〜クックパッドで
  「わが家のおいしい牡蠣レシピコンテスト」
 〜首都圏量販店での販売促進

 ○全国の「和民」系列370店舗にて
  「おしい!広島カキ」と連携
 〜「広島県産手仕込カキフライ」
 〜「広島県産 殻付 焼牡蠣」
 〜「広島県産 カキ味噌鍋」